鶴岡サイエンスパークでは、慶應義塾大学先端生命科学研究所(慶應先端研)の成果をもとに本格的バイオベンチャー企業が次々と創出され、地域イノベーションの連鎖が起きています。また県内企業との産学官連携体制も構築され、さまざまな成果が生まれています。本セミナーでは、県内企業が慶應先端研のバイオ技術を元にどのような研究事業を行っているかを紹介し県内企業の新たな研究開発事業創出を目指します。
【日時】2024年12月11日(水) 14:00~16:00
【プログラム】
≪基調講演「鶴岡サイエンスパークの最新情報」≫
荒川 和晴 氏 慶応義塾大学先端生命科学研究所所長
・プロフィール
「慶應義塾大学先端生命科学研究所所長、同大学院政策・メディア研究科教授、同環境情報学部教授。自然科学研究機構 生命創成探究センター客員教授。国立研究開発法人 理化学研究所 客員主管研究員。
2006年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。博士(政策・メディア)。日本学術振興会特別研究員 (PD)、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別研究助手、同特任講師、同特任准教授、環境情報学部准教授を経て,2022 年より現職。 2023年より所長就任。
月山と日本海に抱かれた豊かな食文化の街鶴岡で、《最強生物》クマムシ乾眠を通じて物質-生命の境界を探究し、《最強素材》クモ糸高機能発現メカニズムの解析から情報-生命の連関を研究すると共に、次世代バイオマテリアルの実用化に向けた産学連携を推進している。
≪バイオクラスター形成促進事業における共同研究の発表≫
①食品分析におけるメタボローム解析
小倉 立己氏 慶應義塾大学先端生命科学研究所 特任助教
②メタボローム解析を活用した新規きのこ菌床の開発
渡邊 拓磨 氏 農業組合法人 小国きんたけ工房 代表理事
③乳酸発酵大豆タンパクの腸内環境への影響分析と商品開発
福原 和輝 氏 株式会社 食の力コーポレーション 代表取締役
④庄内鴨の高品質化と地域資源の飼料活用の可能性探索
三井 朗 氏 有限会社 三井農場 代表取締役
【定員】 会場50名 オンライン100名 程度
申込は終了しました。
主催/公益財団法人庄内地域産業振興センター
共催/慶應義塾大学先端生命科学研究所、公益財団法人やまがた産業支援機構
後援/山形県、鶴岡市、㈱山形銀行、㈱荘内銀行、㈱きらやか銀行、鶴岡信用金庫、日本政策金融公庫