講座内容 | 市民サロンとは、鶴岡高専と地域内研究機関等の研究者・技術者を講師に、各専門分野の最新情報をわかりやすく提供する市民講座です。どなた様もお気軽にご参加ください。
第1講は、『どうする!庄内! ―最近の災害から防災を考える』と題しまして、東日本大震災や熊本地震から学び、庄内でもいつか起こるかもしれない地震や津波に対し私たちが“今出来る備え”について考えます。
講話1 『山形県の“津波想定”と“防災対策”~今やろう できる備えを』講師:山形県庄内総合支庁 総務企画部総務課 防災安全室 消防防災主査 松永 睦 氏 津波をはじめ甚大な被害をもたらした東日本大震災から5年が経過しました。山形県では政府発表の「日本海側における統一的な津波断層モデル」を基に、今年3月、「津波浸水想定・被害想定」を公表したところです。今回はその内容について説明します。 また、世界の地震の約2割は日本で発生しているといわれており、今年4月に熊本地震が発生するなど、日本で暮らす私たちにとって、地震はいつどこで発生するかわかりません。今後発生する地震に対し“今できる備え”について考えてみましょう。
講話2 『活断層が起こした熊本地震-活断層:庄内平野東縁断層帯は大丈夫なのか?』講師:鶴岡工業高等専門学校 創造工学科 基盤教育グループ 教授 澤 祥 氏 熊本地震は活断層がおこした直下型地震です。庄内にも、過去に繰り返し地震を発生させてきた活断層:庄内平野東縁断層帯があります。この断層帯は地震発生確率が高いグループに属し、主要活断層97 のうちワースト16位です。 一方、2016 年熊本地震の震源である布田川断層帯は、ワースト60 位と庄内の活断層よりも低い値ですが地震がおきました。熊本地震と庄内の直下型地震について考えます。
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期日 |
2016年8月29日(月)
終了しました。 |
時間 | 18:30~20:00 |
会場/場所 | 庄内産業振興センター 研修室 *鶴岡市末広町3番1号/JR 鶴岡駅前マリカ東館 3 階 |
受講料 | 無 料 |
お申し込み方法 |
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お申し込み 締め切り日 |
2016年8月25日(木) 終了しました。 |
お問い合わせ 申し込み先 |
鶴岡高専技術振興会((公財)庄内地域産業振興センター 内) 鶴岡市末広町3-1(鶴岡駅前マリカ東館3階) TEL:0235-23-2200 FAX:0235-23-3615 |
実行体制 | 主催:国立高専機構鶴岡高専地域連携センター・鶴岡高専技術振興会 後援:山形県・鶴岡市・(公財)庄内地域産業振興センター |